第1部 ■恒例「良いもの・こと探し」参加者全員
今
回の電塾は8月の35℃と言う気温の中で開催されました。今回ご紹介いただくデジタルカメラはいずれもすでに発売された物でしたが、皆さん興味を持って集
まってくれたようです。なかでもNEX-5を片手に自己紹介するかたも3名ほどいらっしゃって、興味の高さを示していました。良い話題として、やっとお休
みを取れて…中には今年初めて、とか人生で初めて?とか凄いかたがいらっしゃいましたが…嬉しかった、と言う話題も目に付きました。
こんな物を持ってきている方も…銀塩のパノラマカメラです。本当にカメラがぐるりと廻る!

第2部 ■「Leafデジタルバック」
Leaf imaging Japan 加藤武氏
コダック株式会社カスタマーサポート本部 稲田康宏様


「Leaf」は PHASE ONE社に出資を受けることにはなりましたが、その存在は「PHASE ONE シリーズ」とは異なるスタンスで存続するようです。それだけでも嬉しいニュースでした。
(バックタイプではありませんが、PENTAX645Dも数少ない中盤デジタルカメラの仲間です…と言うより、高画素化の影響で一体型も増え、バックタイプという呼び方もそろそろ変化する時期かもしれません。)
特
に解説されたのは「Leaf Aptus-II
10」。56×36mmのイメージセンサは9288×6000=5,600万画素という超弩級のデジタルカメラです。16対10と言うハイビジョンによく
似た、言い換えるとちょっと中途半端な横長のセンサーは35mmのサイズによく似ています。(これはPHASE
ONE社の6050万画素機よりも長辺が長いのです)

Leaf Capture 11も健在。なおかつCapture Oneも使用できるようになったと言うことでした。うーむ…今までを考えると「はてな」ってこともあるけど、便利かもしれません。仕事によって使い分けることも可能でしょう。
話題のiPadに画像を転送する技術も採用され、クライアントにiPadを渡しっぱなしでどんどん撮影することもできて、素敵でした。このあたりはさらに進化していくそうです!。期待大!。

このカメラもDFになってデジタルに特化、これまでの様々な弱点を一気に克服してきました。なかなかおもしろい展開だと感じます。
「今だけの特別価格」もAptusII10(5600万画素)にマミヤ645DFに標準レンズが付いたキットがあっと驚く3,780,000円!ほ かのラインナップも超特価でした…これもペンタックス効果でしょうか?AptusII 8(4000万画素)はなんと1,98,000円です。ちょっと心が動く!。
第3部 ■「SONY NEX5のご紹介」
株式会社ソニー PI&S事業本部 永井 敏雄様
株式会社ソニー 野田 康様
ソ
ニーさんはこのところ話題独占の「NX-5」。コンシューマー機ですが、そのコンセプトと性能の高さで超人気でした。ミラーレス一眼と言われていますがミ
ラーだけでなく、当然ペンタプリズムもないわけです。デジタルカメラとしての本来の姿がやっと見えてきました。コンシューマ機ですから、私にとってはいろ
いろと疑問、問題もありますが、それを超える魅力を持ったデジタルカメラだと思います。EVFの実現もそう遠い未来ではないでしょう。

1.一眼レフカメラの高画質を動画にも!…これは他のメーカーさんが先行していますが…
2.コンパクト & スタイリッシュ。確かにそうです!
3.レンズ交換式で表現力豊かに
4.手軽に綺麗なフルハイビジョン
5.7駒連写など軽快なレスポンス

音声はこれまで経験した一眼レフムービーの中ではぴかいちでした。音ってこんなに綺麗に撮れるんだと改めて実感しました。

入れ子構造による極限までの薄型化には脱帽です。筆者としては「何もそこまで」と思う部分もあるのですが、結果的に「持ち歩きたいカメラ」に仕上がったと言うことで、その努力は実を結んだと思います。



第4部 ■「Final Cut Pro Vs Adobe Primiere Pro CS5」
出生が同じながらコンセプトを異にしたアプリケーション
電塾運営委員 鹿野 宏
ついでに私はFinal Cut ProとAdobe Primiere Pro CS5のコンセプトの違いについて小さな一考。個人的にはすべてをメモリー上に展開するAdobe Primiere Pro CS5でシーンわけ、編集を行い、それをFinal Cut Proに書き出してカラーやテキストの編集を行い、最後はAdobe Primiere Pro CS5に戻って書き出し。そんなワークフローの提案をしてみました。テキストなどを扱いにくいAdobe Primiere Pro CS5でも十分に使える、と言うかたはAdobe Primiere Pro CS5だけで処理した方が手早いかもしれません。64ビット対応になったおかげで、ついにFinal Cut ProとAdobe Primiere Pro CS5は同じステージで語り合えるソフトになったようです。
第3部で私はFinal Cut ProとAdobe Primiere Pro CS5のコンセプトの違いについて小さな一考。個人的にはすべてをメモリー上に展開するAdobe Primiere Pro CS5でシーンわけ、編集を行い、それをFinal Cut Proに書き出してカラーやテキストの編集を行い、最後はAdobe Primiere Pro CS5に戻って書き出し。そんなワークフローの提案をしてみました。テキストなどを扱いにくいAdobe Primiere Pro CS5でも十分に使える、と言うかたはAdobe Primiere Pro CS5だけで処理した方が手早いかもしれません。64ビット対応になったおかげで、ついにFinal Cut ProとAdobe Primiere Pro CS5は同じステージで語り合えるソフトになったようです。
今月の一枚

来月の予告
9月4日土曜日の電塾は話題の新製品が登場します。これまでとは全く風合いの異なる新しい発想のインクジェットプリンタ専用ペーパーも登場します乞うご期待です!。
9月4日、10月2日、11月6日の各第一土曜日に行われる定例勉強会は有明スポーツセンター6F会議室で開催されます。13時30分開始18時30分終了予定です。