2019年 11月2日 定例勉強会レポート
「01 S1H 動画のプロのための一眼ムービーカメラ」
GH5sがあるのになぜ、フルサイズにこだわったのか、サイズが拡張されても長時間録画にこだわった理由は動画のプロが「長回しできない」「加熱すると40~50分撮影できない」カメラは使わない、ということ。
6K動画の立ち位置もまさにプロダクション仕様でした。そして多分一眼動画では初めてのタリーランプやモニター前面の赤枠の表示、ケーブルを挿しても邪魔にならないモニターのギミックなど、SiHの魅力を例によってダイナミックレンジの検証などを交えてお送りいしました。
「02 α7RIV 瞳/顔認証+タッチトラッキングと個人顔認証の使い方:鹿野宏の場合」
前回ご紹介したα7RIVのオートフォーカスの挙動や構成を再検証しました。これが絶対!というわけではありませんが、かなり「使える」設定に追い込めるので「鹿野なりの」AF設定をご紹介しました。説明書ではとても簡単そうですがいざ自分でやろうと思うとかなり大変でした。
「03 M.2採用の高速低価格ポータブルストレージの作り方」
2TBの容量で920Mbpsの転送速度を持ち、電源不要で70gという超軽量、103mm×30mm×10mmというUSB-Cのインターフェイスを持つポータブルストレージを3万円以下で製作する方法をご紹介しました。ついでにM.2の規格、USB-Cとサンダーボルトの規格の違い、ケーブルの規格の違いなども。
「04 今更のPhotoShop 仕上げと救済のシャープネスを極める」
久しぶりにPhotoShopは画像救済ソフトだ!というテーマです。被写界深度をもう少し深く仕上げたい場合や被写界深度からはずれてしまった写真を救済する方法を検証しました。以前の「ブレの方向を手入力するスタイル」からブレの方向を直線やボケまで自動認識するタイプに変更されていました。ボケの範囲の指定やパラメータを少々解析できたことと、5000万画素までの場合はさほど難しくありませんが、4億画素を超える超高精細の場合はその検索と演算にかなり時間を取られますので、その場合の裏技(その場凌ぎ技?)も合わせて紹介しました。