今月の勉強会は、9月1日いつもの有明で開催されました。1週前までは30度を超す猛暑でしたが、ここ茨城では9月に入った途端、夕方になると鈴虫の声を聞くことができるようになりました。この日の気温はぐ〜んと下がり、塾生も長袖の方が殆どでした。いや〜もう秋ですよ・・・こんな前書きをしようと思ったら、9月中旬からま〜た30度ですよ!夜まで暑いからと、窓を開けて寝ると、明け方は涼しいのでご注意!風邪をひかぬよう用心ですよ、皆様!
自己紹介でも話したのですが、ちょっとこの場をかりてお知らせ。
来る2007年12月8日、茨城県は大洗町にあります「大洗パークホテル」にて、忘年会を行います。こちらをご覧いただいている塾生の方々も是非、ご参加ください。夕方に現地集合いただき「どぶ汁」で酒宴、一泊します。因に、「どぶ汁」とはあんこうの鍋なのですが、水を使わず味付けには味噌ぐらいしか使用しません。実はあんこうの鮮度が決め手となる、この「どぶ汁」は茨城の郷土磯料理なのです。それから「フォアグラのようなあんきもを刺身でとも酢を付けて食べる」な〜んてのもあります(うまいっすよ〜)それから、あんこうの唐揚げは出るは・・・ん〜も〜、とにかくあんこう尽くしです。
今まさに年末まで駆け抜けているお忙しい方々、これぐらいの贅沢はしたって良いじゃないですか!
会費は、1万7千円です(一泊2食付;交通費は実費)定員に限りがありますので、参加希望の方は、こちらまでメールください。info@denjuku.gr.jp
運営委員があなたのいろんな悩みに、答えてくれるかも!
株式会社ジャングル
製品本部 本部長;塩谷 真
マーケティング部 広報グループ マネージャー;館岡 景子
先ずはアークソフト株式会社のマスダ様より「Digital Darkroom」の紹介をしていただきました。
<Digital Darkroom>RAWデータ、Jpegを快適に現像補正できるソフト
私の場合、純正のRAW現像ソフト以外でPhotoshopCameraRawを含めて、3つのソフトがあります。一番使用するのは純正のソフトですが、3つのソフトも月に1度は必ずお目見えします(写真店にいるからかもしれませんが…)
各Raw現像ソフトには、同じような加工機能がどのソフトにも追加されはじめております。そしてそれらは使用してみると違うものであり、また同じようなものでもあります。私の場合、自分が受けた仕事によって、どれかのソフトを立ち上げ加工します。正直それは面倒でありながらも諦めてもいます。今回ご紹介いただいた「Digital Darkroom」の私のお気に入りは、売りの一つでもある「読み込み時間」です。殆どのソフトの場合、イメージを読み込むまでに時間を要します。実は、この読み込ませるという作業が、当時のファイルプラウザ、そして現在のBridgeの環境で慣れ親しんでしまった方々には、どうも面倒なようです。パソコンを年齢的に遅くはじめた方の話を聞くと「フォルダーツリーからフォルダーを選択し、更に画像を選択するというこの作業からなかなか離れられない」と言います。これはプロ、アマ問わずかも…。お店のお客さんにこれを説明して、相手が理解してくれるまでに結構時間を要しました。しかしながらこの「Digital Darkroom」はいわゆるフォルダーツリーからイメージに直接行けるわけです。写真店なんかにいると、いちいち2〜3枚のデータの為に、例えば「カタログ」にしたくないケースがあります。それから、自分が撮影したデータでない場合はプリントやCDで納品してしまえばそれでおしまいということになると、いちいちカタログを消したり、Bridgeのキャッシュを消したりしなければならないのです。もちろん、カタログにしたい場合もありますので、このあたりが切り替えられると使用するソフトも減ってくると思います。どのソフトもそうですが、先ずは体験版を使用してみることです。使用してみて、自分に合えば導入すれば良いわけです。
「Digital Darkroom」のこれからのバージョンアップによる期待と、それを刺激として受けた、今使用しているソフトメーカーのバージョンアップが非常にたのしみでもあります。
体験版ダウンロードはこちら…Mac or Win
次に株式会社ジャングルのお二人からお話しいただきました。
<Panorama Maker 4 Pro>パノラマ写真を作成するソフト
PhotoshopCS3で強化された、Photomergeの時も驚きましたが、この「Panorama Maker 4 Pro」は、それを上回る驚きでした。このソフトの一番のおススメは、パノラマ合成のキーポイントである、隣り合ったイメージの接合部の処理です。下の写真にもあるように、赤線で引かれた部分にポインターを合わせれば、隣り合ったイメージとのブレンドが簡単に動かせるのです。これに関しては、実際に見たりやってみていただかないと共感いただけないでしょうが、本当にすごいんです。
それから会場でも拍手が出てしまいましたが、360度のパノラマを作成し、それを動画用ファイル形式で保存することができるという、なんとも遊び心あふれる保存形式が可能なのです。つまり、例えばマンションの360度内覧映像を簡単に作ってしまうことができるのです。体験版はこちらでダウンロードできますので、是非トライしてみてください。参考までに・・・(こちらを開いていただき、ポインターで画像部分をクリックしながら、マウスを左右に動かしてみてください)
それから、NikonCoolpixに「Panorama Maker」が入っているそうで、これを「Panorama Maker 4 Pro」に次期バージョンアップできるそうです。
電塾運営委員;山田 久美夫
先月末、立て続けにCanonとNikonから新機種が発表になりました。この日は、双方の新機種の発表会に山田さんが出席された時のレポートをいただきました。それぞれ、予想を超える新機能にびっくりするお話でした。
Canon 40D
「カラーマネージメントの新しい考え方」
CMSエキスパート;村上 彰
今回も、お仕事の写真でのレクチャーでしたので、イメージは掲載できません。それから、内容もレポートできないものばかりでした(笑)デジタル処理って本当にすごいですね!塾生は目をギラギラして聞いておりました。
電塾運営委員;永嶋 サトシ
今月は今年の3月に「カラーマネージメントの新しい考え方」のセミナーをしていただいた、村上さんに「フォトグラファーに役立つ易しいカラーマネージメント」と題しましてお話いただきました。
始まる前に、村上さんは「リベンジに来た」とおっしゃられておりましたが、そもそも前回のセミナーは非常に難しかったとの声が、塾生から多かったためです。今回は、前回の内容をもっと簡単に分かりやすくする為に、前回にはなかった、絵を交えるなど、大変分かりやすいものでした。
村上さんはこう言います。光は色をつくり、レンズは画像をつくります。そしてプリントは価値をつくります。この意味分かりますか?
さて、ご講義いただきました内容に関するレポートですが、自分で言うのもなんですが、前回の村上先生のレポートはよく書いた方だと思います。是非、復習もかねて、3月のレポートを見てくださいね。