突然ですが、あと何年仕事をする予定ですか?今の仕事のスタイルで、あと何年、今の生活を維持していけるのでしょう?!大げさな言い方ですが、フリーペーパーのようなクオリティーの代物が、昨今どんどん増えてゆき、人間の「見る力」というのがだんだんと衰えてゆくのがちょっと心配です。これはフリーペーパーだけの話ではありませんが…。後に記する文章と変わってしまいますが、勉強すればする程、また仕事をすればする程、先行きがボヤケてしまうのは私だけでしょうか…。どの職業でも、自分のこだわりと自分のスタイルというものが、世の流れに消されぬようがんばりたいものです。
な〜んて、暗〜い話からスタートしているのも、私が自己紹介で話したことを思い出していたら・・・・・・
「7月5日、茨城県では初の本格的なデジタルカメラセミナーを開催しました」振り返ってみると、私が電塾に通い続けていた理由の一つに、なんとか運営委員の先生を茨城に呼んで、セミナーをしたい!とう思いが、毎月私を台場に連れて行ってくれた気がします。地方ではもろに景気の悪い話が飛び交います。私からすればそんな景気の悪い話をしたって「びた一文」の特もありません。そんな話をする暇があるなら「勉強しろ!」ってな感じなわけです。「で、これを茨城で実現した、あなたのメリットは?!」とか考えないでくださいね。準備をするのにめちゃくちゃ旗揚げ者が大変で、たぶん私が得することはあんまりないと思います。それでも、これで景気の悪い話が減れば、私の気分は少し良くなります(笑)因に、茨城のセミナーは大成功でした。既に第2弾の話が持ち上がっております。
電塾だけでなく、情報交換の場に参加するというのは、今の私には「再起動」的な感じでしょうか???
ソフトウェア技術開発部;山口 省一 様
グラフィックス課;山下 宇則 様:伊藤 昌宏 様
あこがれのCGが、24.1型ワイドでAdobe RGBを96%カバーし、なんと188,790円(EIZO Direct価格)←そう思っていた方、少なくないですよね!興味ある方は、既にいろんなところから情報を収集されているので、この時期としてはたいした報告はできません。
現在添付されている、「Color Navigator CE」は、年内中にVersion5に統合される予定で、従来のCGと今回発売のCGそれぞれキャリブレーションできるようになるそうです。センサーも、Eye-ONEシリーズ、Monaco OPTIX XR(Proも含む)、DTP94Bが使用可能です。Spyderに関して、カタログ等で推奨から外れておりますが、一応使用は可能だそうです。今回 「バックライト保証」というのを追加して、10,000時間(推奨輝度120cd)輝度低下保証をしてくれるそうです(製品保証は、従来の5年30,000時間です)「RGBワークフローガイドブック2007」にも記載されておりますが、印刷系のお仕事に携わる人は、80cd前後という話ですので、実際には120cd使用しないので、もう少し寿命が長そうですね!それから、使用しない時は、こまめに電源を切ることで、長く品質を保持してくれるとも言っておりました。画面の電源を付けて、早くて5分、20分もあれば十分にモニターは安定するそうです。
従来のワイドパネルの欠点は、やはり画面センターとその周辺の差です。いくら各アプリがワイドパネル対応のパレット配置になっているとしてもです。会場にお持ちいただいた、モニターを参加者がみていた感想としては、その差を感じる人と、気にならないという人がいたのも現実です。それからこのモデルは、デジタルユニフォミティ補正回路により、保証時間内を輝度、色度ムラを低減してくれるそうですが、ユーザーレベルでのユニフォミティ補正実現も今後期待したいものです。
山口様の気になる一言を最後に書きます。「昨今モニターは、色域を広げる方向で走っている中、CG211がsRGB色域のベンチマーク的存在になるのではと…」この言葉の意味が私は「なんとな〜く」分かったような気がします。
塾長が実際に一週間程使用していたそうですが、かなりおススメだそうです。
山口様、ありがとうございました。
&カードアダプタのご紹介』
ATP・開発営業主任;高橋 一平 様
インターファームテクノロジー株式会社;
代表取締役;大須賀 英二 様
海外営業マネージャー;赤穂 光章 様
まずは、ATPの高橋様からお話しいただきました。
通常CFカードのカバーを外すと、内部構造がむき出しになるのですが、ProMax2CFカードは、独自の技術による、SIPというものを採用し、基盤を完全にモールディングすることにより、防水、防塵、それから耐圧にも優れているとのことです。製品評価試験では、気温40度、湿度93%の環境下で500時間の動作実験を行い、85度の高温下での500時間のテスト、-40度の低温下での168時間のテスト、-40度から85度までのランダムの500時間のテスト、それから1.5mの高さから、コンクリートへの10回の落下テストにも問題ないそうです。
300x Pro Maxシリーズは、最新のUDMA規格採用機器に対応できるように設計されており、世界最速の300倍速(最大 45MB/sec)の転送スピードを達成しております。今後の最新デジカメでの連写シーンなど、連続撮影する為に転送速度を最適化するなど、カメラとカードの双方の性能が最大限に発揮できるように設計されているとのことです。また、消費電力も従来品より、30%カットされるそうです。
次に、インターファームの赤穂様からUDMA対応「High speed Express Card CF Reader」のお話をいただきました。SandiskのExtreme3とProMax2のそれぞれの、1GB(MacBookPro使用)のリードテストをした結果が下記です。
・SandiskのExtreme3 1分11秒
・ProMax2 33秒
カメラのメディアは安さが一番という方には、この結果にピンとこないかと思いますが、このスピードと高品質さは注目ですね!それから、現状UDMAに対応したカメラはありませんが、そのあたりも今後楽しみですね!
運営委員;早川 廣行:阿部 充夫:鹿野 宏
Bridgeの新機能、それから環境設定、そして一部の新機能の話をしていただきました。
<<CS3の仮想記憶の話>>仮想記憶として使用できる数が5つに増えました。CS2の時には4つでしたが、ディスクを4つ設定すると、4つを均等に使用する仕組みだったそうでして、パフォーマンスが落ちたり、トラブルのタネになっていた場合があったそうです。ですので、大きい容量のHDを一つ選択しましょうというのが、今までの話でした。CS3の場合は、5つの選択の上から順に、一番上のHDの容量がいっぱいになると、その下のHDを使用するという仕組みに変わったそうです。ただし、従来通り、大きい容量のHDを一番上にしておくことは変わりません。
新機能に関しては、今後の勉強会に参加していただくか、バックナンバーで7月のコマフォトの付録等をご参照ください。
デジタルフォト入門講座2007年版第4回
運営委員;鹿野 宏
フォトショップCS3の新機能などの紹介も合わせて、以前ご講義いただいたプリンター各所設定の復習などをビッチリ2時間…
やっぱり鹿野先生が入門講座やると入門じゃなくなるんだよな〜ってな感じでした(笑)