電塾 2006年8月定例勉強会レポート
 
 
『久しぶりのPhotoshop集中講座』
 
 
第一部 自己紹介&自己主張の時間 参加者全員
 
 

いつも湯浅さんのレポートを楽しみにしている皆様、ごめんなさい。はじめまして、今月のレポート担当「水戸在住の菊池」と申します。実家が写真業をしており、2年前にはじめてMacとPhotoshopを購入し、只今いろいろ勉強中です。2004年の6月に、Macの起動と終了の仕方から今の知識までに指導いただいた地元のM師匠のスタジオで、早川塾長の著書を見た時、電塾という名前をはじめて知りました。電塾初参加は、2005年2月のPAGE2005のイベントとして行われた時です。最初の頃は何を話しているか分からないながらもがんばって参加し続け、鹿野先生の「新・やさしい電塾」にも参加しました。おかげさまで、今までにたくさん購入した参考書が読めるようになり、ようやく電塾が楽しくなってきたところです。近いうちに、水戸でミニ電塾を開催できないかと、鹿野先生にスリスリしているうちに、いつの間にかレポートを書く羽目になりました。羽目といったところで、今回のレポートの出来上がり次第では本当に今回限りかも!?それでも、レポートを書くというのは、復習になってなかなか良いものですね。なんとかレポートが続けられたら、それを見込んでいただき早川塾長にも水戸に来ていただかなくては・・・がんばるぞい!

午前中で30人オーバー、午後の会場はさらに増え少々空調も追いつかないほどの参加者数でした。いつからかは知らないが、今回も塾長がお灸を据えるように、自己紹介が始まる前「参加人数に関わらず、カ・ナ・ラ・ズ定刻におわる」とのコメントから始まり、みなさん時計を気にしながら自己紹介を済ませ、本当に時間通りの時などには、変な連帯感すら感じるのは私だけでしょうか?!どうせなら大勉強会の時などには、風船が大きくなるやつで、それをまわしてくのも面白いかもしれない。きっと、小麦粉まみれになるのはS野先生ではないかと・・・。さて今回は、PhaseOneにAirMacCard、はたまたPC、そしてご自宅のクーラーまで、壊れ物ネタ。それぞれに解決策というものは特に無く、それでもこの方が確かこのように締めてくれた。「この世に信じれるものは、娘だけ。つまりこの世には信じれるものなど何も無い_by映画のワンシーン」。湯浅さんはこういったフレーズの引き出しが本当にたくさんあるようで、以前もコレクターの北原さんの素敵なフレーズを話してくれた気がする。(「欲しいものは買う、買ってから考える」)今後も楽しみにしています。元は私が振った、最近外付ハードディスク(USB)による、ソフトウェアーRAIDの不具合の話からこうなった気がする。実は、この時間に今の悩みなどをはじめの方で話す事により、そのネタで皆さんの意見や体験談を話してくれる。私もおかげで、スッキリした。(ソフトウェアーRAIDは自己責任で!)

 
 
第二部 「Photoshopのチップス特集」
電塾運営員 ソフトウエアー部部長;永嶋サトシ
 
 

今回は初めて参加される方も多く、初歩的なことから永嶋先生ぽいクリエイティブでスウィート(つまり凄いってことで)なレイヤーテクニックをデモンストレーションしていただきました。Bridgeの便利機能からはじまりCameraRawでは自動補正を解除しそれを新規CameraRawの初期設定にしても、カメラが代わればディフォルトに戻ってしまう注意点、CS2に至っては、レイヤーマスク、レイヤースタイルでのブレンド条件等の使用方法をとても分かりやすくご披露いただきました。ノートパソコンに恵まれない永嶋先生。実は今回PowerBookを2台持参されており、メイン機がトラブル。それでもサブ機で難なく進行されている姿には、確かに信じられるものなどなにもないと・・・。

 
 
第三部 「ここまでできる!Photoshopの自動処理」
中部電塾運営員 テクニカルライターデビューの渡邊和仁
 
 

もちろん時と場合によるが、バッチ処理では出来ない同じ作業をする時ってありますよね。それらを自動化するヒントになるような話を聞く事ができた。一つの例としてRawで撮影したCFカードをリーダーにさし、マウスを2クリックしただけで、印刷用/web用/インクジェット出力用データを渡邊先生は目の前で自動で作成してみせた。使用アプリケーションの流れに関しては、取込みにイメージキャプチャーを使用し、その後オートメータで一括処理(途中Photoshopのアクションが使用されます)。私的には一生使う事も無いであろうと思っていた、イメージキャプチャーとオートメーター。買ったは良いがはじめにスクリプトの話が多すぎて挫折していた、「Cs2プロフェッショナル講座、自動処理・TIPS編」を読み倒したくなる講義でした。最後は、参加者からこんな質問。「オートメーターを使用して、ごみ取りを自動で出来ませんか?」(会場ドット笑う)の質問に渡邊さんは困り果てていました。ご多忙の中、また遠いところありがとうございました。

 
 
午前の部 「やさしい電塾」
電塾運営委員 鹿野 宏
 
 

この日東京の最高気温は35.4℃。夏休みも重なり、道も駐車場もいっぱい。ん?そうでした。世は夏休みなのです。いつもなら、有明まで1時間15分ぐらいで着くところ約2時間もかかってしまった。ましてや、今回はレポートを頼まれていたので、小菅JCTの渋滞にはかなりイライラしてしまった。なんとか、5分遅れで到着。今月の入門講座は鹿野先生が担当し、午後の講義にもつながるPhotoshopのメモリーの割当や仮想ディスクの割り当て方。そしてカラーマネージメントのスイッチの方法。ここまでは分かっていても、その意味合いまでご説明いただける、Photoshopとの上手な付き合い方のお話を聞く事が出来ました。本当にいつも思うのだが、これ2,000円でいいの?って感じです。セミナーフリークな私は数万円もする講義なんかも受けてきましたが、実は元とれないセミナーっていっぱいあるんですよね!?「電塾はちょっと敷居が高いから〜」と謙遜しているそこのあなた!来なきゃホント損ですよ〜。

下の写真は現場での写真ではございません。すっかりレポーターである事を忘れて撮影するのを忘れました。ディスクユーティリテーィのボリューム表示は、円盤のどの部分にあたるかご存知でした?!青から赤に行くに従って、円盤の外側になります。つまり、わざわざシステムが外周よりにある必要はないんですよね?せいぜい、起動がはやくなるぐらいでして・・・。これを知っていて、パーテーションを切るのとそうでないのは、正直かなり違います。いや〜今月も午前から来て良かった〜。

 
 
今月の一枚
 
 

渡邊先生からご講義いただいた、
「透かし文字」参加者のみんさんトライしましたか?
忘れた方、不参加の方は、自動処理・TIPS編(P128)で!

文: 菊池 斉