電塾 2005年5月定例勉強会レポート
 
 
「デジタルフォト用最新プリンタとRGBプルーフプリント」
 
 
第一部 自己紹介&自己主張の時間 参加者全員
 
 

 今回も勉強会レポートを担当いたします湯浅です。よろしくお願いいたします。
 5月の勉強会ですが、ゴールデンウィークの最中と言うことで、参加者が少ないかなと予測されましたが、39名もの方が参加されました。ある参加者の方と会場までのエレベーターでご一緒した時の雑談で「会社は10連休なのですが、そろそろ動き始めないと月曜日の社会復帰がつらいですから」とおっしゃっていました。連休中にも拘わらず参加して頂いたメーカーの方には敬服いたします。


本日のセッション第2部は富士フイルムグラフィックシステム(株)小林さんによる「印刷用データ入稿を想定したRGBプリントの紹介」、第3部は日本ヒューレット・パッカード(株)黒沼さんによる「HP Photosmart 8753 9色プリンターの詳細」、そして第4部は(有)シー・イメージ陳さんによる「フォトのつばさリニューアルバージョンデモ」という構成でした。

 まずは今年の夏期合宿の詳細発表からで、今年は中津川で7/9.10に行われます。皆様ふるってご参加下さい。

 恒例の自己紹介ですが久しぶりに参加されたNさんのイタリアロケでのお話から。キヤノン1DSで2GBのCFをフルに撮影した後、データが読めないと言う事態になってしまい、海外ロケでレスキューソフトもなしだったので、イタリアの街でパソコンショップを探してレキサーのCFを買い、添付のレスキューソフトで復旧したと言うことでした。さらにNさんの本日の勉強会への手みやげはホースマンのSWDproとコダックDSR/c(キヤノンマウント)でした。
A システムズTさんからは「日本語版のCS2に関してはなにも言えません」ということでした。僕自身、トライアウトバージョンを使っていますけど早く日本語版が発売になると良いですが。
D さんは海外転勤がきまったそうでこの日で勉強会に出るのは最後ですというご挨拶でした。また、日本にお帰りの際は是非ご参加下さい。
エビススタジオKさんもマックの話、OS「Tiger」はちょっと様子見かなというお話でした。
カメラマンのMさんからの最近やったウェブサイトの仕事で広告のギャラが良かったと言うお話には僕自身、引きつけられました。
カメラマンHさんは初めての参加です。ご自分の知識をヒストグラムに例えて「クシの歯」と例えられていましたが、なかなか勉強熱心な方で、最近ではCS2のインプレッションを当BBSに書かれています。
カメラマンのYさんはwinからMacへの乗り換えを目論見中とか??
カメラマンのKさんはラシーのレイド5のハードディスクをデータストレージ用にお入れになったとか。 
カメラマンのYさんからは講師をしていらっしゃる写真学校で初歩としてモノクロの講義からから始めているそうで、今の時代デジカメしか持っていない生徒もいる位なのにこのカリキュラムはどうなのか?と言うお話でした。
 運営委員でもあるTさんは先月もD60を買って12台目のデジカメになるそうで、ご本人は「コレクションが趣味ではない」とおっしゃってましたが、、、個展の予定もあり、活発な作家活動をされています。
 印刷会社のYさんからは同じRGBデータを同じプロファイルを使っていてもレンダリングエンジンで違う分解になってしまったという経験談をお話しして頂けました。
 E社Tさんからは「色が合わない」というお客様のところに行ったところインクが他社製品だったというオチで、純正インクを使って頂きたいというお話でした。
 カメラマンAさんからは使い始めたD2xで、カメラ側のシャープネス設定が思いの外きれいで使えるというご報告でした。
 A社YさんからはGW中でもクライアントには「ラボが休み」という言い訳がきかなくなって、このGW中も全員撮影だったそうです。また、ラボへの支払いが以前と比べて2桁くらい違っていて、その内訳がほとんどCD-Rだったというお話。時代の変化を感じます。
 Oさんからも詰め替えインクの話で、色々試したけど純正が一番という結果になったと言うことでした。
 B社Tさんからは近いうちにアップルのXサーブとXサーブレイドを入れるそうで、その導入結果はまたご報告頂けるそうです。ちょっと楽しみ。
 F社Kさんからは、ご親族の結婚式の写真をS3Proで撮られたそうで、カメラマンの大変さが実感できたと言うことでした。
 北海道から参加のYさんもついにwinからMacに乗り換えたそうで、寅年生まれなので早速tigerを入れたそうです。
 中部電塾Mさんからは愛地球博の話題。期間中のパスポートも買われたとか。また、合宿の取りまとめもやっていらっしゃるのですが、万博の影響で宿の確保が難しかったということでした。お疲れ様です。
 D社Aさんからは、ネットワーク環境での納品のお話。自前サーバーを用意しているのに、会社によってはまれに蹴られることがあり、そのために予備に外部サーバーを契約しているそうで、クライアントの感覚はネットワーク納品に慣れてしまっているので、撮影後「すぐ」が当たり前になってしまいイライラされると言うことでした。もはや停電と同じ位に「ネットワークにつながらない」というのは精神的にもストレスが掛かる状態になっていると言うことでした。  
 カメラマンKさんディズニーランドのロケハン帰りに駆けつけて頂きました。最近入れたD2xに関して、普段使うには画素数が大きすぎて負担が増えて大変という感想でした。

 
 
第二部 「印刷用データ入稿を想定したRGBプリントの紹介」
富士フイルムグラフィックシステムズ(株)小林 健  氏
 
 

サブタイトル

フジフィルムグループの中でも印刷関係を得意分野としている会社が富士フイルムグラフィックシステムズ(株)です。本日は印刷ワークフローの中での利用を考えられた新しいプリントシステムのご紹介をしていただきました。

デジカメの普及とともに、以前の印刷の流れと違い「カメラマンがスキャナー行程を担っている」という現状に対して、最終が印刷の場合を想定したRGBデータからのプルーフプリント「i-color QC RGB print」を開発したそうです。
印刷物制作はCMYKデータで、それ以外に使うことは出来ません。汎用性のあるRGBデータを基本にしたワークフローの中でRGBデータの基準となるプリンターを目指しました。クライアントに見せられるプリントという目標と言うことです。

 現在の印刷会社の入稿実態として、デジタルカメラからの入稿は商業印刷で30% 出版関係で20〜25% スポーツ報道系は90%がデジタルカメラからのデータ入稿ではないかという感じだそうです。(小林さんの印象)
DTPの世界における標準化の進展がpostscriptからPDF、更にPDFXと変わってきました。
カメラマンが自分の意志を正確に伝える事を求められ、更に責任も持つ時代になっています。同じように色の標準化がJapan colorに集約されると思われます。  国内の刷版のCTP化率では、全国平均46% アメリカヨーロッパは約6割 東京36%(本年3月時点)だと言うお話ですが、後2年くらいは混乱しながらも欧米の比率くらいまで行くのではないか?と予測されます。地方のデジタル比率が高いのは東京は分業化が進んでいるせいだと思われ、何でもやる地方の印刷屋さんに対して、分業が進んでいる都市部ではデジタル化で却って意思の疎通が出来ないのではないか?と言うことでした。今までは「ポジどおり」ですんでいた話が「データ通りに出してくれ」と言われることがあり、「では、データ通りとは何であるのか?」というのがこのプリントで解決できれば、とおっしゃっていました。
  

 現在でも印刷会社では色による意思の疎通と言う意味でDDCPをすでに使っていますが、もっと上流の段階(カメラマンのレベルから)での意思疎通を目指して、きちんとプロファイルを理解してプリントアウトしている人は全体の10%未満ではないか?と言う印象をお持ちだそうです。
 

システムの構成としてはプリンターとして同社のピクトログラフィ4500を中核として使用します。

ピクトログラフィ4500をベースに使う理由ですが、RGBデータをimage通りに再現する場合、一般的なプリンターは再現する色のピークがずれている場合が多く、結果としてプリントアウトは本来のデータとは違う色を再現していることが多いそうです。
それを解消するため ピクトログラフィ4500を使用して、更に新感材と専用のルックアップテーブルを使っているそうです。実際のプリントアウトにはフォトショップのカラーマネージメント機能を利用してプリントします。

今後の展開としては現在のフォトショップ依存したカラーマネージメントから富士フイルム独自の変換エンジンでプリントしたいそうです。また、大量のデータを処理するのがフォトショップでは難しいので、ドロップフォルダーを作り、フォトショップを介さずにプリントを出せるようにしていくそうです。
フジの変換エンジンの特徴として彩度を維持しながら階調を再現を両立させる物になるそうです。ちなみにまだ開発途上だということです。

 

また、最近のインクジェットプリンターはガマットが広いので、それを利用して将来的にはピクトロ以外のプリンター(民生用のインクジェットプリンター)を使うことが出来るようにしてきたいそうです。
この新RGBプリントツールも少しだけ見せて頂きましたが、GUIとして業務用Ripを模して作られているようです。使い勝手としては、I1やX-Riteなどのツールを使いキャリブレーションを取ることにより日々の変動をなくすように作られるようです。その際の推奨プリンターとしてエプソンPX-G5000などが想定されていると言うことでした。

更に別のソフトの「RGB画像最適化支援ツール」を紹介していただきました。
背景ですが、デジタルカメラによるショット数の増加で、2003年に120億ショットだったのが2006年には180億ショットにもなるという予測があるそうです。ショット数の増加は気軽に撮るために結果として画像品質のばらつきが大きくなる事を予測させます。特に日本ではデジタルカメラの使用量が大きさが顕著だそうです。
結果的に、印刷原稿としてコンパクトデジカメでのデータを大きく使うような場面が出てくると予測されます。(すでに印刷現場ではそのような事態になっているそうです)
この「RGB画像最適化支援ツール」は現在のフロンティアに搭載されている画像最適化ツールの派生ソフトだそうです。Imageインテリジェンスと言う機能でシーン解析アルゴリズムにより、自動的に画像表現(どんな写真なのか?)を自動判断して最適化するそうです。以前、神田の富士フイルムグラフィックシステムズ様での勉強会でも見せて頂きましたが、写っている絵柄によって自動的に画像調整してしてくれる機能は、今後、カメラマンにとっては日々の仕事の省力化という面で絶大な味方になってくれそうです。ただ、業務機からの展開なので価格が高くなりそうなのが、残念です。価格の面ではインクジェットプリンター対応のRGBプリントツールは安く設定されるようです。

インクジェット用ペーパー「画彩写真仕上げPRO」の紹介です。デジタルカメラの普及とともにペーパー需要もあがっていると言う現状から、より高品位なペーパーをという要求に応える新製品です。


こだわり点として光沢感を上げているのが特徴です。紙質の改善から平滑度を上げているそうです。さらに黒のしまり、黒の中の黒の表現を改善している点、厚みも0.32ミリメートルという厚みでクラス最高峰を誇ります。

 
 
第三部 「HP Photosmart 8753 9色プリンターの詳細」
日本ヒューレット・パッカード(株) 黒沼 進冶氏
 
 

 本年の3月勉強会に新型の9色プリンターとしてデモして頂いた以来の紹介です。なお、勉強会後の連休明けに正式に発売が発表されました。

まず、製品の説明から。 フォトスマート8753は世界初の9色インクを採用。インクカートリッジは3色ずつ3カートリッジ。「CMY」 「ライトシアン、ライトマゼンタ、blue」「ライトグレー、ダークグレー、黒」
濃度の違う2種類のグレーインクの使用により優れたグレーバランスと色転びのないモノクロ写真がプリント可能。耐候性は100年画質と謳っています。

インクジェット用紙には2種類あって、HPは膨潤型の用紙を用意しているそうです。膨潤型の特徴として、用紙の表面がゼラチン質状でインクの染料がしみこみ一体化します。もう1種類の空隙型と呼ばれるタイプは表面が多孔質状でその穴に染みこませるものです。どうてしてもその穴の部分で染料が直接、空気に触れてしまう部分があり、結果的に膨潤型に比べて耐候性が落ちるそうです。また、どちらにタイプにしてもプリント後72時間くらい落ち着くのに掛かるそうです。

最高の品質、画質、保存性を考えるなら、純正紙の使用が最適と言うことです。

本機の特徴ですが、通常は写真画質用に9色のインクを使いますが、ブラックを顔料ブラックインクにカートリッジを変更してビジネス使用(テキストなど)にも出来るそうです。また、有線LANにも対応しており、Mac、win混在のネットワークからプリントアウトできます。全面給排紙なので壁に付けて設置が出来、他社製品に比べて省スペースです。なお、厚手の紙は背面から給紙も出来ます。HPの写真画質に対する考え方として、「白黒写真がカラー写真の基本」という理念があるそうです。一例として画家ルノワールの「黒は色彩の女王である」と言う言葉を引用されていました。


 一般的にグレーインクを使用すると通常は面積階調によるハーフトーン模様が目立ってしまうのですが、3色のグレーインク(ライトグレー、ダークグレー、フォトブラック)を使うことで、他社に比べて色転びが少ない、黒ドットが目立たない、滑らかなグレースケールを再現できるそうです。
また、ドライバの設定でグレー階調においてダーク部にグレーインクと更にcolorインクも使う事(味付け)や、逆に黒インクだけしか使わないという設定も出来るそうです。グレーインクはカラーにも効くそうで、グレーインクの使用によりダーク部に階調の向上がみられます。

次にインクの話にも及んで頂きました。
インクは特許の固まりであって、プリンターとともにインクも開発するそうです。メーカーでは膨大な試作インクを作り、テストを繰り返し、その中から最終的な市販品を決めているそうです。自己紹介のところでも話題になっていたのを受けてですが、純正品とサードパーティのインクはレベルが違い、一朝一夕には純正インクに追いつけないでしょうと言うことでした。

バックライトフィルムへの対応ですが、インクジェット用なら大丈夫とのことです。

次に早川塾長からのインプレッションレポートがありました。
塾長は 常々、染料系の耐候性に疑問をお持ちだったそうで、HPは今回、100年画質と言う謳い文句だったところ、染料系だから長持ちしないのでは?と内心思っていたそうです。そこで、意地の悪いテストをしました。日の当たる南側の窓にプリントを貼って1ヶ月間放置しておくテストを行いました。1ヶ月後、貼ってあったプリントとプリントアウト直後のプリントと比較したところ、測色機で計ってなんと、デルタE 1.47 最大でも2という数字が出たそうです。一般的にデルタE値で2以下は許容範囲と言われていますが、見た目でもほとんど変褪色が認められませんでした。染料系なのに褪色しないというのは塾長も驚かれたそうです。


電画の阿部さんからは実際にプリントアウトした際の検証結果です。

隠れた特徴ですが、このプリンターは自動でペーパーを判断します。プリンター内部にメディアセンサーという物がありLEDを当てて自動的に種別を判断し、ドライバーソフトに表示されます。(純正紙のみ) 

プリントの実際ですが、フォトショップのプリント設定で「プリンター側でカラマネージメント」を選ぶ点が他社のプリンターと違っての注意点になります。「フォトショップでカラーマネージメント」と比べるとsRGBのデータならそれほど差が出ませんが、特にAdobeRGBだと差が出るそうです。また、普通紙でも十分使えるレベルのプリントアウトになるので、たとえばインデックスプリントなどは普通紙でも良いのではないか?それによるコストダウンも計れるのではないかというお話でした。プリント速度ですが、「きれい」モードで十分早くてきれいなプリントが得られるそうです。A4一枚をプリントするのに「きれい」モードで2分30秒、「高画質」モードで5分、「最大DPI」モードで10分という実測値を紹介して頂きました。
カラーモードの選択では「アプリケーション管理カラー」という名前が今までよく使っている「補正なし」と同じになります。この点について、もう少しわかりやすい名前だと良いという印象をお持ちになったそうです。
プリントの特色としてblue側の色が派手に出る印象を受けたそうです。なお、OS9のドライバは用意されていません。


質問ではインクの値段、ランニングコストを気にする方が多いようでした。

インクの値段は他社と比べると3色一体型ヘッド付きと言うカートリッジなので単純に比較できませんが、HPでは同等ということです。また、インクジェットプリンターにつきものの「クリーニング」という行程でもインクをケチりながら行っているとのことです。
また、他社でも話題になる、インク切れなのにカートリッジの中にインクが残っているという質問がありましたが、カートリッジの中の残りの量は大抵どのメーカーでも1〜2割は残しているそうです。その理由は全部使うとヘッドを痛めるからで、HPの場合、ヘッド付きカートリッジなので、その面でも常に状態の良いヘッドを使えるというメリットがあるそうです。ヘッドの交換による色の変化もそれほど無いと言うことでした。


個人的に残念なのはCDR印刷に対応していないことくらいでしょうか?

 
 
第四部 「フォトのつばさリニューアルバージョンデモ」
(有)シー・イメージ 代表 陳 純 氏
 
 

 第4部はウィンドウズの画像ブラウザソフトとして驚異的なスピードを誇っている「フォトのつばさ」のバージョンアップのデモです。

 新バージョンは2画面表示に対応しました。この電塾勉強会が世界で初めてのお披露目になります。個人的に陳さんが勉強会に遅刻していたので気になっていたのですが、後で聞いた話では、勉強会当日の今日の午後1時まで新バージョンの検証していたそうです。

 新バージョンはクリック一発で2画面表示が可能です。更に4枚表示も可能になります。
この日のデモではまだ少しバグが残っていましたが、5月末から6月始めまでには正式ダウンロードにはバグフィックスして間に合わせたいということでした。
各社のRAW対応ですが、最新型デジカメ(D2x、キスデジタルNなど)まですべて対応しています。
バージョンアップのコンセプトとして、多画面表示のために今までの激速の速度をちょっとでも犠牲にはしたくなかったと言うことで、デモンストレーションでも、もたつきは一切ありませんでした。


早さではどのソフトにも負けないと言うことがメインコンセプトで、通常のソフトの「機能が複雑になって重くなる」という常識を破りたいと語っておられました。
カメラとパソコンを繋いだ転送デモでは、デジカメからのデータコピーと同時にパソコン画面で画像が一枚一枚拡大表示されます。それにも拘わらず単なる転送と比較して時間の増加はわずかですんでいます。
具体的に時間の増加は、500MBくらいのRAW データを転送した場合、普通のコピーで3分30秒くらいのところが4分になる位の増加ですんでいるそうです。

なお、プリント機能も結構多彩で、コンタクトシートをプリントする時にフッターとして会社ロゴなどと入れることも可能だと言うことです。カメラマンがクライアントなどに納品する時、自社、またはスポンサーのロゴを入れてあげればインパクトもありますし、かなり喜ばれるのではないでしょうか?


また、納品時に画像データと一緒に、CD―Rの中に「フォトのつばさ」の実行ファイルをコピーして入れておけば、「フォトのつばさ」が入っていないクライアントのコンピューターでも、フリーで起動できて素晴らしい速さで画像を見ることが可能になります。
「気の利いたカメラマン」と評判になるかも知れません。

ちょっとしたTipsですが、知っているといないとでは大違いですね。

なお、勉強会の後の懇親会で陳さんは「Macバージョンを作れば売れるでしょうか?」とリサーチしておられましたから、将来的にはひょっとして??・・とMacユーザーの僕は淡い期待をしてしまったことを告白しましょう。

 
 
今月の一枚
 
 

カメラマンの永坂さんがお持ちになってくれたホースマンのSW-S Pro。駒村紹介から発売されるdigitalバック用の超広角撮影が可能なカメラです。大画素で広角が必要な人には待ちに待ったカメラと言えます。中身を見せていただいたらフランジバックの短いこと!ちなみにレンズは別売り。


文: 湯浅 立志