このレンズ、ずっと気になっていました。何が気になるのかというとコンパクトさと使いやすそうな焦点距離です。18-200というズームレンズはある物の、結構大きく重い物です。長時間構え続ける必要がある取材の場合は出来るだけ軽い方が、扱いやすいのですが、16-85mm や18-105mm では「もう少し倍率が欲しい」というシーンが多くあります。(特に会議室のテーブルがでかくて対象に寄り切れないときなど…)
このレンズ、ずっと気になっていました。何が気になるのかというとコンパクトさと使いやすそうな焦点距離です。18-200というズームレンズはある物の、結構大きく重い物です。長時間構え続ける必要がある取材の場合は出来るだけ軽い方が、扱いやすいのですが、16-85mm や18-105mm では「もう少し倍率が欲しい」というシーンが多くあります。(特に会議室のテーブルがでかくて対象に寄り切れないときなど…)
各焦点距離の形の収差
18mm でやや樽型。
24mm で弱い陣笠。
36mm で素直。
53mm でやや糸巻き。
68mm でいったん糸巻きが弱まります。
100mm でまた糸巻きが強まります
125mm でまた糸巻きが弱まりました
使用感など
バランスと言えば、手持ち撮影していて感じたのですが最望遠側でレンズを繰り出していてもそれほどホールディングバランスが崩れた感じがしませんでした。
最望遠側はこれだけレンズが伸びます。 このあたりも考えに入れて設計されているのでしょう。
取材の仕事で使わせていただきましたが、ズームリングの重さの加減、ズーム全域で0.4mの最短撮影距離も使いやすさに寄与していると感じます。個人的にはもう少し軽いと嬉しいのですが…がっちりした作り、簡易防滴仕様は好感が持てます。
大きさ、性能、バランスなど使いやすさに徹したレンズだと思います。もしアタシの持っているボディがK-5だったら、きっと購入してますね。今回K-5も同時にお借りしたのですが、その合焦速度の速さ、ダイナミックレンジの広さ、高感度特性の高さ、処理保存のスピードの速さにびくりしました。ボディはほとんど見分けが付かないのですが中身は「別物」でした。このメーカーさんの進化は早いですね。