2014年6 月 定例勉強会レポート
浅草漂着記念講演「被写体としての浅草から、情報発信の中心地へ」
基調講演 電塾塾長 早川廣行から感謝の言葉。場所を固定できると言うことは本当に素晴らしいことだ!私も同様に思います。
挨拶 浅草商店連合会 理事長 丸山眞司様 浅草を「是非最先端技術の発信の場として活用してください」とのお言葉をいただきました。感謝です!
写真で綴る浅草の近年史 三遊亭あほまろ(工藤裕司)様は会場提供に奔走してくださいました。浅草のパノラマ、記録写真を撮り続け、収集も続けていると言います。長年撮影し続けた雷門のスライドショーはすてきですね。
電塾流「写真で楽しむ浅草」 電塾運営委員
柳川氏は今年の三社祭の熱狂を音声とともに撮影したスライドショーで公開。「ニコンD4sの撮って出し」画像のすばらしさに圧倒されました。
新たに運営委員になた広瀬さん。かなり面白い写真を撮っています。海の魚と動物のことはこの方にお任せあれ!
運営委員の谷口氏は浅草を望むマンションの改造風景をタイムラプスで公開。4年前のパノラマ動画も見せていただきましたが、長足の進歩を遂げているとびっくりです!
第1部 「画質の定義をシグマが変える!
・シグマ次世代カメラ 「dp Quattroシリーズ」
・超弩級高性能レンズ 「50mm F1.4 DG HSM」
解説/(株)シグマ マーケティング部マーケティング第2課 桑山輝明様
ちょうど今日が誕生日という桑山氏、とても軽快な口調でスタートです。
まず、レンズのお話から。
(株)シグマでは2年前から、レンズのラインナップを大きく入れ替えているそうで、3種類のプロダクトラインがあります。
初代50mm F1.4を2008年に”デジタル”一眼レフカメラ用として発売。
この当時、レンズは”フィルム”一眼レフカメラ用に開発されたモノしか無く、デジタルの特性を考慮し、開放でも周辺落ちを抑え画面周辺の描写にも気を配った製品として開発されたこのレンズは、50mmレンズの新しい基準になったと言われているそうです。
50mm F1.4 DG HSM
最近のデジタル一眼レフカメラの性能は飛躍的に向上しており、画素数も3000万画素を超えた機種もあり、これに対応できるレンズを作ろうと今回の「50mm F1.4」を開発したという。
・3つのプロダクトラインの中のArtライン製品
・収差を徹底的に補正し、画面周辺部に至るまで解像度の高い圧倒的な描写性能を実現
・ピントが合っているところの解像度を追求しながら、その前後のボケは柔らかい描写をする
・サジタルコマフレアを良好に抑え、開放近辺でも点光源が点に写る、丸いものが丸く写る
・軸上色収差を補正するためSLDガラスの採用ですべての撮影域で高画質を実現、シャープでコント
ラストの高い描写が得られる
・ディストーションを徹底的に補正
・大口径レンズで低下しやすい周辺光量を十分に確保
・最短撮影距離 40cm
・9枚羽円形絞り
・マウント交換サービスに対応
・「SIGUMA USB DOCK」でファームウェアのアップデートや合焦位置の調整などが可能
・部品や金型もすべて日本国内で一貫生産の「Made in Japan」
5月16日発売
そして「dp2 Quattro」です。
今回のdpシリーズの共通コンセプトは
・本格的な写真表現をより日常的なものにしよう
・写真を撮るための道具として、シグマの写真哲学を具現化したらこの形になった
因に、2008年発売の「dp1」のコンセプトは、一眼レフの代わりに気軽に持ち歩ける、一眼レフと画質で撮れる「フルスペック・コンパクト・デジタルカメラ」
従来のdpシリーズやSDなどのFoveon搭載機は白とびが派手に出た。
今回のこの機能は歓迎すべきものではあるが、他メーカーではあまり見ない機能。
Foveonだからこその機能。
6月27日に発売されました。
最新情報と作例は以下のURLからどうぞ。
http://www.sigma-global.com/jp/cameras/dp-series/
「新型Foveon X3 センサー [Quattro]」
解説/(株)シグマ 開発部 開発第一ユニット 乾 達也様
デジタルカメラのセンサー。左がFoveon、右が一般的な構造
フィルムの構造と同じ垂直分離方式。
今回のQuattroが目指したもの
⇒データ量を減らしながら高解像度を求める。
そのために視点を変え、RGBの概念を捨ててみた。
光の特性を突き詰めていって辿り着いた
山田久美夫(電塾本部運営委員)のコメント、作例
まだ公開してはまずいという写真が多くあるのでご勘弁ということで、50mm F1.4の作例を少し。
F1.4開放の絵。
ピントに芯があり、描写力があり、ボケがソフト、立体感がある。
普通に撮って大変良い絵が撮れる素直なレンズ。
これもF1.4開放。
使用したボディはEos 5D Ⅲ、マニュアルフォーカス、手持ち。
このレンズの欠点は何を撮っても奇麗に写っちゃう!レンズが絵を作っちゃう!と絶賛!
単玉でじっくりと作品を撮りたくなるレンズですね。
dp2 Quattro
この時点では実写画像を公開できないのが残念だが、現行品の「Merrill」と比較して全く別ものの描写です。物の質感が半端じゃない、シャドウ部のノイズが無くとても綺麗です。
jpegの場合、白とびは多少あるがRawの場合はかなり抑えることができるらしいです。
「今ある手持ちで写せるデジタルカメラの中で、カタチは変だけど、イチバン良いカメラだ!」と大絶賛でした。
追記
dp2 Quattroは6月27日に発売されました。
シグマのホームページに実写サンプルがあります。
http://www.sigma-global.com/jp/cameras/dp-series/#/dp2
山田久美夫写真展「Flower Portrait」
この作品はシグマも含めた最新のいろんなレンズを使用し、絞り開放で撮られているそうです。
とても心が癒される”山久美ワールド”に浸れました。
レポート/電塾本部運営委員 柳川勤
第2部「フォトグラファー必見!メモリーカード最新情報」
解説/ サンディスク株式会社 マーケティング部 秦野様 長谷川様
デジタルカメラユーザーであれば誰もがメモリーカードを使ったことがあるはずですね。コンパクトフラッシュカードとSDカードの違いぐらいは簡単に分かりますが、カードの形状が同じでも規格の異なった物が出回っていて一体なにが違うのか分からない?ひどい場合はスロットにカードは入れられるのに書き込みができないと言ったことも起こり得るのが現状です。今回はそのあたりをクリアするためにサンディスクのマーケティング部でカメラ向けメモリーカードを担当されている長谷川様にご登壇いただきました。
はじめに「メモリーカードの基礎知識」からスタートである。使用する機器、によって使用するメモリーカードが異なることをメモリーカードの種類としてコンパクトフラッシュ、SDカード、microSDカード、メモリースティックPROデュオ、XQDカードなどがある。デジタル機器を複数使用していればこの程度の基礎知識なら分かっていますね。それでも興味深かったのがメモリーカードの販売比率でした。SDカードとmicroSDカードで全体の95%以上を占めているそうです!
そんなわけでSDカードを例に解説が進みます。「メモリーカードを正しく選んでいますか?」と言うことでパッケージに記載されている情報で大事なことを4つ解説してもらいました。
1つ目が「容量」です。動画撮影時などは大容量のものが必要になるのは当然なのですが、容量による規格の違いで互換性の問題が出てくるわけですね。SDXCとかSDHCと書かれているのがこのことで、使用する機器により使えない場合があるのはこのせいです。
2つ目が「転送速度」です。一口に転送速度といっても書き込みスピードと読み出しスピードがあります。書き込みが速ければ高速連写に対応できると言うこと、読み出しが速ければPCへの転送が速いと言うことですね
3つ目に「スピードクラス」です。CLASS10とかU1とか言うのがそれで、動画撮影の際の書き込みの最低転送速度を保証するものがスピードクラスと言うもので撮影する画質に応じて選択する必要があります。ただしカメラ側の圧縮技術により、低速でも高画質に対応できる場合もあるようです。
4つ目が「信頼性・耐久性」です。主なメモリーカードの規格策定にはすべてサンディスクが関わっていると言うことでSanDiskブランドは信頼ができる!そして防水、耐温度、耐衝撃、耐X線と言った耐久性でもSanDiskブランドは優れているそうです。
つづいて新規格のUHS-ⅡとUHSスピードクラス3についての解説です。UHS-Ⅱとは転送速度を更に高速化するための新規格で、UHS−Ⅰで104MB/秒だった転送速度をUHS-Ⅱでは312MB/秒まで高速化しました。おかげでストレスなく4K動画の撮影ができるようになったわけですね。SDカードのピンの配置も少し変わっていますね。
さてコンパクトフラッシュについてはどうでしょうか?カードに記載されている項目を見ていきましょう。容量と最高転送速度は見ての通りだと思います。UDMA(Ultra Direct Memory Access)対応マークのあるものは対応している機種で使用すると高速転送が可能になります。従来型の機種が画像処理や書き込みのすべてをCPUが行うのに対し、対応機種ではCPUが画像処理などを行っている間に並列でDMAが書き込みを行うため高速化が実現されているそうです。それとVPGの記載はSDカードのスピードクラスに相当するとのことです。
サンディスクはメモリーカードの開発・生産から販売までを一貫して行っている会社です。メモリチップは四日市工場で製造し、組立は上海工場だそうです。ほとんどの人がメモリーカードのグローバルリーダーと認識しているのがサンディスクですよね?多少金額が高くても、やっぱり信頼できるメモリーカードを使用したいですね。
レポート 電塾運営委員 増田 雄彦
第3部 「これがソニーの本気だ!最新機種紹介」
・ソニー超高感度&広Dレンジモデル「α7S」、超高速AF「α77 II」、
EVF一体型「RX100 III」などなど
解説はソニー(株)DI事業本部 経営企画部 コミュニケーション課 永井 敏雄様
ソニー(株)DI事業本部 商品企画部門 高江 遊様
電塾本部運営委員 山田 久美夫様 より行われました。
今回ソニー様からは最新機種の3機種のカメラ「RX100Ⅲ」「α77Ⅱ」「α7s」と最新OLEDデバイスの紹介をしていただきました。
今回の新商品も目を見張るばかりのラインナップです。
これから先カメラはどんな進化をしてゆくのか!「そりゃもう、恐ろしい限りです」と思えてしまう程のプレゼンでした。
では、見て行きましょう!
最初のご紹介は有効画素数約2010万画素のRX100Ⅲです。このRX100Ⅲは初代RX100やRX100Ⅱと併売しております。
RX100Ⅲは「ポケットにおさまるコンパクトボディはそのままに」のフレーズの通り小さなボディに「ぎゅぎゅっと」進化がつめこまれております。
○ポップアップ式の有機EL「EFVファインダー」を内蔵。
○レンズ設計を見直し35mm換算で24mm〜70mmでワイド側f1.8テレ側f2.8を実現し、
レンズの先端から被写体までテレ側で30cmワイド側で5cmまで近づく事が可能。
○1.0型裏面照射型Exmor R CMOSセンサーと高性能画像処理エンジンBIONZ Xによりリアリティーのある高画質を実現。
○全画素読み出しが可能で記録方式には民政用に開発したXAVC Sフォーマットを採用して、50Mbpsの高解像度撮影が可能。
主だった特長だけを取り上げておりますが、まだまだ嬉しい進化が満載です。
こちらも参考にして下さい。http://www.sony.jp/cyber-shot/
何より、大変視認性の良いZEISS T*コーティングを採用したEFVファインダーが搭載されたのは嬉しい限りです。これで明るい日中に不安なく撮影に集中できます。
ソニー様からは、今回のファインダー性能!新設計のレンズの凄さ!是非、手に取って体感して下さい!と熱く語られておりました。
山田電塾運営委員より「RX100Ⅲ」は1,0型センサーで約2000万画素と言う高画素であっても、レンズ設計の見直しや「BIONZ X」による基本性能がしっかりしている為、ボケ感を生かした撮影であってもピントの合焦点の解像感も素晴らしく、その上オートホワイトバランスも十分な性能を持っているとのお話でした。
また、2000万画素の高画素に助けられトリミングが容易になり、万が一の時にUSBより充電できる安心感も得られるとの事です。
ポケットの中に進化が満載の小型高性能カメラ、忍ばしてお散歩したくなりますね!
次のご紹介はαシリーズ、有効画素数約2430万画素のAマウントの新商品「ソニーα77Ⅱ」は中級機の位置づけですが、APS-Cのセンサーを搭載した中での最上位機種となります。
では、進化の主な部分を見てみましょう。
○15点クロス79点位相差AFクロスセンサーによるAFの動体追従性能の特化。12コマ/秒のAF追従高速連写を実現。
○ギャップレスオンチップレンズ構造で有効画素約2430万画素の新センサー。常用ISO感度100〜25600で撮影可能。
○高性能画像処理エンジンBIONZ Xを搭載。
○約235万ドットのXGA有機ELファインダー「XGA OLED Tru-Finder」を搭載。
○自由なポジションで撮影可能な、液晶3型約123ドットの高精細3軸チルトモニターを搭載。
○動画記録方式はAVCHD Ver.2.0/MP4 AVCHDのフルHDで60pの撮影も出来ます。また、HDMI出力で外部レコーダーに高画質で録画が可能。
○wifi機能でスマートフォンに簡単転送、PCに転送可能。TVにも映せます。
こちらも参考にして下さい。http://www.sony.jp/ichigan/products/ILCA-77M2/
ソニー様のお話では、AF性能にはとことんこだわり被写体にピントをロックオンするとAFが追従を始める機能を始め、顔認識機能についても瞳を検出してピントを合わせる「瞳AF」機能や5段階から選べるAF追従感度設定(動画の場合は3段階)機能など
撮影を強力にサポートするAF機能が満載です。
また、撮影した静止画は画素数を生かしソニーの4Kテレビで最高の画質で鑑賞も可能との事。(動画撮影は1920×1808です。4Kの撮影は出来ません)
「α77」発売から約2年が経ち「α77Ⅱ」の数々の進化。AFの動体追従性能の凄さを体験したいものです。もう、ピンずれがなくなる?
今回最後の新商品のお話はEマウントシリーズの「α7s」です。
「α7s」のsとはSensitivity masteredで高感度、広ダイナミックレンジを示します。
イヤーもうこのカメラは凄いです。これから先カメラはどんな進化を遂げるのか!
では、驚くべき機能の進化をみてみましょう。
このカメラの特徴は新開発の有効画素数1220画素のフルサイズの「Exmor CMOSセンサー」と高性能画像処理エンジンBIONZ Xを搭載し
高集光プロセス技術などで広い画素ピッチで低ノイズと広いレンジを確保しています。
他社と比較すると2EV〜4EV位レンジが広いのです。
この事によって静止画常用ISO100〜102400、拡張でISO50〜409600 動画撮影時ISO100〜102400相当、拡張でISO100〜409600相当
の途轍もない感度を実現しているのです。お話の中では月明かりが無い夜空では感度を10万位に設定するとシャッター速度3s位で星空の撮影も可能になるかも知れないとのお話でした。
なんと!拡張でISO40万?想像を超える感度で少々頭が混乱してしまいます。
AFの性能についても、今までの常識では考えられない程の暗闇でもピント合わせが可能になり(-4EVで合焦可能)無音シャッターの機能も搭載です。
また、動画の記録では世界初のフルサイズセンサーでの全画素読み出しでフルHDや4Kの動画出力を実現しました。
注意点としては、4Kの録画ではあまりにも情報量が多い為カメラ内記録する事が出来ず、4K HDMI対応の外部レコーダーでの記録が可能になります。
ATOMOS社のSHOGUNというレコーダーにも対応予定です。
是非体験して頂きたいとのお話ですが、XAVC SフォーマットでのフルHD•50Mbpsの高解像度撮影がカメラ内での記録が可能なので、全画素書き出しの高精細な世界を楽しんで欲しいとの事です。
撮影時には映像のトーンを整えるピクチャープロファイルやS-Log2ガンマなど、効率よく高品質の動画撮影をサポートする機能もあります。
ボディーはマグネシウムの防塵、防滴使用です。
こちらも参考にして下さい。http://www.sony.jp/ichigan/index-e.html
山田電塾運営委員の「α7s」についてのご説明が始まりました。雨の日の深夜に街灯を撮影した画像がスクリーンに映しだされています。
撮影データは感度ISO 40万 f4 1/1250です。なんと!深夜に1/1250で撮影が出来てしまい、街灯の光で浮かび上がった雨粒がブレもせず、
しっかりとピントが来ているのには驚きです。これには会場から「すげー」との驚きの声が!
この状況は「α7s」のカメラが有ってこそ撮影が可能になる訳です。高感度を必要とするカメラマンなら是非一度手に取って頂きたいものです。
テストチャートの検証結果でノイズと色の傾きをみてもISO 10万までなら合格点画質…。
何も言わずに写真を見せてもISO 10万で撮影したなどとは誰もが解らないのでは?とのお話になってしまいました。
何か、物凄いカメラが出現してしまいました。もう、今までの常識では考えられない世界ですね。
5年後10年後が楽しみの様な、怖い様な感覚です…。参りました。
最後にご登壇頂いたソニー(株)デバイスソリューション事業本部 デバイス営業部門 赤木 真様
電塾本部運営委員 山田 久美夫様
より「ソニーOLEDでバイス技術」についてのご紹介です。
今回、ご紹介頂いた商品は「ソニーOLEDディスプレイ」です。
まずは、OLED(有機EL)とは何でしょう?ご説明です。
有機材料をプラスとマイナスの電極間に挟み込み、直流電圧によって有機材料を自発光させるディスプレイのパネルの技術です。
有機材料が自発光する為、電流の量を変える事によって発光量を調節する事が出来るのです。
自発光する為、液晶ディスプレイの様にバックライトが必要無いので、薄型で高コントラストのモニタを製作する事が可能になります。
有機ELの特徴として
○ディスプレイの薄型化
○自発光
○高いコントラスト
○動画に向いている速い応答性能
○階調特性
○視野角が広い
などがあげられますが、ソニー様の独自の技術力によってより一層、高輝度、広色域の再現、高コントラストを実現しております。
現在は医療関係や放送局等で広く使われているのです。
会場の後ろには、OLEDディスプレイと液晶ディスプレイが比較の為に並べて置いてありますが、見比べて見ると一目瞭然!
OLEDディスプレイの広色域の再現やコントラストの高さには驚きです。
液晶ディスプレイに比べ、赤いバラの花は鮮やかにくっきりと、そして黒に関してはぐっと締まって見えます。
256階調の0〜20位の辺りがキリッとしているのです。素晴らしいです。
次世代はOLEDディスプレイの流れになるのでしょうか?
山田電塾運営委員の使った感想として、やはり視野角の広さ、動画に向いている速い応答性能、黒の締まりは別格との事です。
将来的には標準モニタにしたいとのお話でした。
また、より静止画で快適に使用する為には、放送局などの暗い環境光の所は良いのですが、明るい環境での光沢パネルの写り込みの改善と、HDMIのみの入力仕様やお値段が現時点60万円位なのでもう少し低価格にして頂きたいとの要望も出ていました。
これから先、OLEDディスプレイの動向にも注目して行きたいものです。
レポート/電塾運営委員 北 英樹
今月の一枚
新しい電塾のホームタウン浅草会場はあいにくの雨でしたが40人ほどが集まる大宴会になりました。