0から始めるLightroom その3
「ファインダーとLightroomの関係」
2012年10月定例勉強会「やさしい電塾」で行ったLightroomセミナーの動画です。
Lightroomの高速化のティップス
効率的なバックアップ
Lightroomから元データへのアクセス方法を20分の動画にまとめました。
動画の主なポイント
主なポイントを箇条書きにまとめました。
- Lightroomは基本的に「Lightroomだけで完結するソフト」である
- Finder(WinではExplorer)側でファイルの移動などをするとLightroom上でソースを見失うことがある
- Lightroom画面右側にある「フォルダー」がOSのFinderに相当し、ファイルの削除なども行える
- 「フォルダー」にはLightroomに登録されたフォルダだけを管理/表示している
- ファイル本体を見たい場合は、「フォルダー」の該当フォルダを右クリックし、「Finderに表示」を選ぶ
- Finder/Explorer上でファイル移動などを行い、Lightroomがファイルを見失うと、Lightroomライブラリー上のアイコンに「?」マークが表示される
- Lightroomがファイルを見失った場合、?マークをクリックして検索ウインドウを開き、ファイルを探すことが出来る
- Lightroomは、カタログデータ、DB用キャッシュデータ(Lightroom起動時に作成、終了時に削除される)、プレビューデータの3つのファイルでカタログを管理している
- 1つのフォルダに「画像実データ」「Lightroomカタログデータ」をまとめておけば管理が楽になる。カタ
- ログデータは相対パスで管理されているので、フォルダごと移動すればカタログと実データの紐付けが切れることが無い
- 複数フォルダに画像が分かれている場合は、Lightroom上で一つにまとめることができる
- Lightroom右側にある「カタログ」→「すべての写真」を選択
- ライブラリに写真が表示されたら編集メニューから「すべてを選択」を選択
- ファイルメニューから「カタログとして書き出し」を選択
- 新しい保存場所を設定し、「元画像を書出し」「使用可能なプレビューを含める」にチェックをいれて「保存」をクリック(Winの場合、ファイルの対象は「サポート対象ファイル」のままでよい)
- 書き出し後、元のファイルは削除する。
- 以上で現在使用している環境および点在するファイルをまとめて保管することができる。
- 高速で動かしたい場合は、メモリー割り当てを5GB割り振るとよい
- Lightroomには「環境設定(Lightroom全体の設定)」と「カタログ設定(現在使用しているカタログの設定)」の二つがある
- キャッシュ割り当てを増やすことでさらに動作を高速にすることができる
- キャッシュは通常システムディスクに作成されるが、別の場所(高速なディスク・SSD等)に作成することも可能
- SSDにキャッシュを作成することで、HDDに比べ2倍近い速度向上が得られる
- 動作がおかしいときはキャッシュのクリアを試みる
- 編集メニューから「環境設定」を選び「ファイル管理」のタグを選択
- Camera Rawキャッシュ設定で、キャッシュ場所の変更、最大サイズ変更、キャッシュのクリアなどが行える
- ビデオキャッシュも同様に割り当てを増やした方が快適になる