2005年6月定例勉強会レポート

【午前】ミニ電塾

検証:村松弘敏「ワークフロウを考える」


 ワークフロウ・各現像ソフトについての検証結果を報告

 

【午後】本電塾


●阿部氏の「第5回Photoshop講座」


 講座講師:株式会社電画チーフフォトグラファー阿部充夫


「トーンカーブ」

・トーンカーブをいじる前に知っておかなければならない事とは

 これを理解しておかないとトーンカーブはいじってはいけない

・ここだけは抑えておきたい調整する時のコツ

・ホワイトバランスとグレーバランスの意味

  けっこう、勘違いしているのでは?

・最小限度の劣化で済むトーンカーブのいじり方のコツとは

・「だから撮影はきちんと撮る事が大切!」その意味とは


●Nikonプレゼンテーション

ニコンD2xデータ転送実験

レポーター:風太郎


今月の勉強会は丸ごと一日Nikonデーでした。

いよいよデータも空を飛ぶ時代がやってきた。

中嶋氏がヘルメットの上にアンテナを建てその頭頂部に竹で作ったプロぺラを付けたら

それこそドラえもんの竹コプター型アンテナの出来上がりだなぁと氏の説明を聞きながら

思っていたのはまんざら私だけではなかったのではなかろうか?

早く製品化してかめらまんは皆このヘルメットをかぶって撮影をしましょう。

ワイヤレストランスミッターWT-2を使い撮影データをFTPサーバへ画像を送る。

アドホックモードとかインフラストラクチャーモードなどまたまた始めて聞く横文字が出てきた。

簡単にいえばそのような送信方法があると覚えておけばよい。

SSIDとかANY接続とか知ってる人は知ってるが、知らない人はまったく知らない言葉

がやたら出てくる。

メモリカードに記録済みの画像を送ったり、撮影画像を直接FTPサーバーへ自動送信したり

RAW+jpgのjpg画像のみ送信できたりすることで、これからの撮影方法のワークフロー

の見直しすら良い意味で余儀なくされる事であろう。

無線LANで電波を飛ばすことでスタジオ内でのコードレス化やいろんなメリットのあ

る使い方が考えられるようになった。ブライダル関係などは今後このスタイルになっ

ていくのではなかろうか!?

撮った後バッファからメデアに依存せずパソコンへダイレクトに送ることができるなんてもう夢のよう!

パソコン側で受信サーバを建て送信を行う方法や高速送信で複数台のカメラで撮った

ものが時系列で画像管理できるなど、これもまたドラえもんのポケットのようだ。
 
送信後不要なデータを消す事だってできるんだぜ、スゲーなぁ!!!

心配性な人にも親切でメデアへ書き込んだ後、FTP送信する事だってできるんだぜ。

「フォトのつばさ」と合わせて使うともっと便利だよ、書き込みエラーなどを確認しながら使えるし

便利なことが盛りだくさん。

でも何も勉強もしないで買ったからってすぐ使えるものでもない、やはり少しは自分

で勉強しないとね。

デメリットではなく当然電波法やらいろんな規制や外部からの妨害を受けたりするの

でその辺は十分理解した上で、あくまでも自己責任として購入及び使用されることを望みます。

以上D2x、 WT-2の簡単な説明、感想です。

D2xを待ち望んでいた私にとってはようやく外で撮れるカメラだと喜んでいます。

(Nikon党として)

今回の勉強会に同じライブラリーカメラマンのお仲間が来て下さったことはとても

嬉しいことでした。

千2百万画素以上のカメラの出ることを待望していただけに嬉しい限りです。

これからライブラリーカメラマン諸氏のDENJUKU参加を期待しております