2004年11月定例勉強会レポート

 レポーター:Miccy

今回の勉強会は前回に引き続き、大田原氏・阿部講師を迎えて「印刷会社にとって嬉しいデータは何か?」

をテーマに説明していただきました。

 今回はフォントの問題から入りました。やはりみなさんフォントにお困りの様子で、あちらこちらで質問・疑問が・・・。

IllustratorやInDesignのフォントデータをOS9からOSXで開くとき、文字づめ・アキがかわってしまったり、

CIDからCIDでもツメがかわってしまう等。winとmacではコードの違いで、表示されるフォントが違ってしまったりと、

意見が飛び交い、大田原氏と質疑応答を交わしました。

そして、DTPでOS9からOS Xに移行するにはどのようにしたらスムーズに行くかとの話しではフォントがやはり、

問題になります。これについてgに上手く対応できないのと、OpenTypeが入力できない事の理由から

、Illustrator10.0にして、OS Xに移行できる準備をするのが順等とのこと。ただ注意することは、Illustratorに関しては、

CSになってからテキストエンジンが変更されているので注意する必要が有ります。

少ない時間の中で中身の濃い、「印刷会社にとって嬉しいデータは何か?」を大田原氏に伝授していただきました。

なにより、大田原氏の会社で出しているプルーフ、ドキュのレーザーのAdobe RGB・sRGBの色表現力が印刷結果と

かなり近く素晴らしいものでした。CMSのチカラを新ためて感じさせて頂きました。ただただ、感謝の一言です。

真剣に新しいデジタルワークフローを考えなければいけませんね。システムだけが揃っていても、意識がなければ何も進みません。

そして、どのように活用して効果を産み出すかです。

大田原氏、阿部講師2ヶ月にわたって、ありがとうございました。