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2013年 12月 全国大会レポート

一年間電塾が取り上げてきた,動画、ミラーレス、パノラマ、そしてAdobe Creative Cloudの総まとめをお送りいたしました。一年間の足跡を感じることができる大会になったと自負しています。皆様、ありがとうございました。2014年最初の電塾はJAGAT主催のPAGE2014内のイベントとして2月7日金曜日に開催されます。会場は池袋文化会館、いつもの土曜日ではなく,金曜日の開催になりますのでお間違いの無いようにお願いいたします。最強のビデオボードを搭載した新型Mac Pro vs Winゲーム機、4Kやタブレットといった次世代をになう表示装置について検証する予定です。

第1部

360°パノラマのワークフロー総括
パノラマビデオ超駆け足ワークフロー 電塾運営委員 谷口とものり
360°パノラマVRワークフロー応用編 電塾運営委員 染瀬直人

 後半でデモを行う谷口氏の、会場内でのパノラマビデオ撮影の実演からスタートです。

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そして染瀬紙のセッションです。.jpg
 パノラマ写真の見せ方の中にバーチャルツアーという見せ方があるのをまず紹介されました。

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これは以前からあった見せ方でもあるのですが、さらに精度が上がっていて次々に別のパノラマを見せることが出来、グーグルマップも連動させることも出来、もちろん動画をはめ込むことも出来るとのことです。
 使用する機材は、ニコンD5100、レンズはフィッシュアイ10,5mm、パノラマ用雲台、シャッターはブレないようリモコンを使う。
水平方向は60°で回転して6カット、天方向1カット、地方向3カット(三脚を後で消す為)。
このデータを「Pt Gui Pro」でステッチングします。
ステッチングソフトには多くのものがありますが、ほとんどのパノラマクリエーターが使っていると思われます。このソフトの丁寧な説明をしてもらいました。
パノラマ撮影には不可欠な「ノーダルポイント」の見つけ方も解説してもらいました。
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なるほど!意外と簡単にパノラマ画像が作れそうだと思えるほど、丁寧な説明でした。
 そして、パノラマデータを公開するためのソフト「Pano2 Pro」の説明もとてもわかりやすく説明していただきました。

谷口さんの360°パノラマビデオです。
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近々に公開予定という某水族館で撮影したパノラマビデオをiPadでデモンストレーション!
iPadを会場にまわしてその臨場感を体験してもらいます。iPadのジャイロ効果で、手にしたiPadの向きや傾きに応じて360°パノラマムービーが連動して動くという経験は、会場の参加者にとっては初体験では無いでしょうか?とてもインパクトのある表現です!
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 今回のデモで作成するパノラマビデオは「オートパノビデオ」と「オートパノギガ」を使って作成します。6台のカメラで撮影したビデオをつないで行く訳ですが、動きと音のシンクロ精度が仕上がりに大きく響くことになります。これらのソフトだけではなく「Pt Gui」「プロチューン」といったソフトを縦横無尽に使うことが要求されるようです!
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動かすマシンはウィンドウズ。ビデオカードも選ばないと動きません。
かなり敷居が高いものですがチャレンジする価値は大いにありそうです!

レポート、写真/電塾運営委員 柳川 勤

第2部

ミラーレスで仕事
説明、担当 九州電塾運営委員 河口 清秀

第二部は、なななんと!電塾初のプロジェクターを通しての双方向ミーティングなのです!


Google+ Hangoutsで接続して九州電塾と宇宙中継?をしてしまいました。電塾の歴史に残る大きな第一歩です!
この接続方法を使用すると、各支部といつでも双方向ミーティングができ瞬時に最先端な情報を共有できるのです!

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そうなんです!少年のころ憧れていたSFアニメ「スーパージェッター」の世界が目の前に現れている〜w
そして、電塾初の歴史に残る登壇者は、九州電塾の川口清秀氏で「ミラーレスで仕事」とのテーマで30分に及ぶお話しをして頂きました。
以前では大変苦労していた撮影を最新のミラーレスカメラとipadなどのタブレットを駆使して、いとも簡単にそして精度良く撮影する21世紀的な撮影方法をご紹介です!

きっと、これだよ!これに決まりだよ!と思ったカメラマンも多いと思います。
川口氏に感謝、感謝ですね!
私の隣の本部運営委員も早速海外の通販サイトを物色しておりました。

川口氏は、古くから色々なデジタルカメラを使い仕事をなさってきました。
当然ミラーレスも仕事に使ってみたいとの気持ちが有ったのですが、ミラーレスで仕事では…。との気持ちもあり躊躇していた時代も有ったとおしゃいます。
でもそれはもう過去のお話、ミラーレスカメラを仕事にどんどん活用していきたいとのお考えです。
良くお使いになるのはSONY製のミラーレスカメラ。
現在のミラーレスカメラは小型、軽量、高性能、しかも、高画素の一眼レフよりコストパフォーマンスに優れているので使わずにはいられないとの事です。

川口氏はVRパノラマやギガパンも手がけており、大きく成り易いパノラマやギガパンの雲台と小型のミラーレス機を組み合わせる事によって
非常のコンパクトな撮影システムが組めて、手軽に撮影に行く事が出来、撮影が楽しくなるとおしゃいます。確かに、撮影を楽しむ事は一番大切ですよね。

また、商品撮影などの時はSONYのNEXとSONYのカメラリモートコントロールを使用するとティザー撮影も可能との事。

そして、興味深いお話で、軽いミラーレスカメラをカムレンジャーなどのリモートコントロールが出来る電動雲台などと組み合わせると、
地上高5mを超える高さのスタンドにカメラを乗せ、人の手が直接届かない場所にカメラが有っても、スイングやティルトが手元でコントロールで出来きるとの事です。
まして、ミラーレスカメラとipadをWiFi接続を行う事によって、撮影者は地上に居ながらもipadの画面を確認しつつ、スイングやティルトを行い正確に画角を決められるのです。
大人数の集合写真においても安定した撮影が可能との事です。しかも、新発売の電動ズームを使うとズームの操作まで手元で出来てしまうのです。

私も過去に300人規模の集合写真を毎年撮影していましたが、その時はイントレの3段を組んで上に登り、4×5での撮影と言う大変な苦労をしていました。(20年前20世紀のお話です)
でも、川口氏が提案するミラーレスカメラとタブレットを駆使する事によって、今まで大変手間がかかっていた撮影でも、素早く精度良く撮影が出来るとは流石の21世紀ですね!
最後のお話の中で、ミラーレスとタブレットの組み合わせが増々便利になるアプリが、これからは増えていくのではないかとのお話でした。

数年後にはほとんどのカメラマンがミラーレスカメラになってしまうのでしょうか?ミラーレスカメラの更なる進化と共に周辺機器から目が離せ無いですね!

電塾運営委員   北 英樹

第3部

一眼動画を総括する
35ミリ一眼レフタイプの動画を超えていくカメラたち  鹿野 宏
雑誌連動型動画配信サービスの実例から・・・     菊池 済

第4部

■第四部  Adobe Creative Cloudの知られざるチップスたち---


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電塾運営委員 阿部充夫

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阿部さんは例によって独自の解像度チャートを作成し、新しいシャープネスダイアログの能力を解説しました。このチャート良いですね。私も色や黒、そしてグレイの上に配置された色の塊がどのように演算されるのか、いつも気になっているのです。ワンショット機とマルチショット機の違いを実感するのは実はこの[シャープ]が少なくてすんでしまうので「がさがさにならない」仕上がりが期待できることです。でもPhotoshopの進化はそれさえも小さなことにしてしまいそうですね。

拡大に関しても「ディテールを保持(拡大)」とノイズ軽減を組み合わせるとワンショットとは思えない拡大率を実現できそうです。うーんすごい!

HDR時もレイヤーでカメラRAWを使用すると32ビットで使用できるようになるそうです。32ビットを選択するとACRでトーニングできるようになるそうです。調製は[Camera RAW]を使うので大変使いやすいそうです…うーんやってみようっと!

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電塾運営委員 平尾秀明

平尾さんはLightRoomのスマートプレビューを中心に解説しました。スマートプレビュープレビューを持ち歩けることは大きなメリットだと思いますが…どのように活用し、編集した結果をどのように同期していくか、方法論はいくつかあると感じています。一人の場合は問題ないのですが、グループワークでもこれを行おうとすると…まだまだ迷いがあります。でも、使いこなせるようになったらきっと幸せになるでしょう!


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電塾運営委員 玉内公一

玉内さんはCS6からPhotoshopに追加されたカラールックアップの解説です。私も知りませんでした。
3Dルックアップ、抽象プロファイル(アブストラクトプロファイルというのが元の名前で、その方がわかりやすいですね)さらに、デバイスリンクプロファイル、 ちょっとしたイメージを仕上がるのに、バージョンを用意したいときなど無茶便利です。きっとこれから使うことになりそうです。このプロファイルを使用したデモはとても良くできていました。

そのほかColor Finesse 3.0というカラコレソフトの紹介もありました。本来動画で使用する物ですが、それに自分好みのプロファイルを作らせて保存し、再利用するというアクロバティックな手法も紹介されました。これはDaVinci Resolveでも可能だそうです。

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電塾運営委員 陰陽道士 本田繁次

呪い…祝い…などのお話で始まった本田氏のSeminarは「陰陽道で考えるデジタルフォトと著作権」でした。ま、その辺はあっさり飛ばして本題に入りたいと思います。
JPEGとTIFFとRAWはどう異なるのか… というお話でした。要約すると
JPEGもTIFFも容易に改ざんでき、圧縮もでき、非圧縮も可能で、これらはコンテナ形式のファイルである。そしてRAWデータも同様に中にマトリックス越しに撮影されたモノクロ画像とマトリックス情報、そして撮影情報や「このように仕上げたい」「このカラープロファイルで撮影された」、メーカーによってはカラーのフルサイズのJPEGデータなどの情報が格納されているのです。私はこのモザイク模様のモノクロ画像を初めて見ました。

RAWデータといえども現在のそれはイメージセンサから取り出されたデータをそのままAD変換するのではなく、そのメーカーにとって必要な情報などを付加されて記録されているのですね。中にはハイライトまでものすごくのびのあるデータが生成される場合もあれば、シャドウ側にそれを持つ物もあります。うーん!改めてRAWデータは確かに素材生が高く、ダイナミックレンジが広いく、色調変換にもかなりの耐性を持ってはいますが、「どのカメラで」「どんな露出で」「レンズはこれで」「どのような方向性を持って」撮影されたのかが記録されているのですね。

おまけにシャッターチャンスやアングル、被写体の選択やライトの角度、いろんな情報が詰まっているのです。最近RAWデータに著作権があるかないか、という話を聞いたことがありますが、この「RAWでーた」に著作権がないわけがないですね!著作権が発生するためには「写真表現の確定、固定が必要条件」と言われますが、十分にその条件を満たしているといえるでしょう。もしRAWデータに著作権がないならJPEGもTIFFにもあり得ません。RAWで撮影しているカメラマンにとっても一人歩きしてしまったRAWデータに「著作権がない」なんて言われたkないですよね。