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2013年11月 定例勉強会「秋の新製品大会」レポート

午前中は3Dプリンター。ものすごくおもしろかったです。3D撮影にたいする興味が出てきました。

午後は山田氏による「新製品紹介」です。このところの新製品はどれもレベルが高く、困ったことにけちをつけるところが少ないのが現状です…別に困りはしないか…。
とにかく出てくる新製品がとても元気で,うれしい限り。あたしなんかはみんな欲しくなってしまい、どれだけ稼げば良いのかわかりません。
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小さなボディにフルサイズのセンサーがでかい!

DSC00440.JPG 実はこのカメラたち、センサーサイズの順に並んでいます。ボデイの大きさとセンサーサイズは全く比例しないという驚愕の事実が今明らかに!

午前の部 立体を作成する3Dプリンター

担当 電塾運営委員 柴田 進

「運営委員の柴田でございます」と挨拶の直後、いきなり柴田氏が持ち上げて見せてくれたのが、まだ未発売、誰も現物を見ていないアップルのあの”Mac Pro”!

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会場から「オオーッ』とどよめきが置きました。それは思っていた以上に小さくてビックリです
これはシルバーで梨地っぽい表面なんだけど、アップルのホームページを見ると黒いメタリックじゃないの?と質問が!
黒く見えているけど、ホントはシルバー、梨地ではなく鏡面らしいという答えが…
ホントかな〜?
ホームページの絵は黒の艶ありだと思うけどな〜。
と思いめぐらせていると、この「Mac Pro」実は3Dプリンターで作ったモノ!
雑誌「マックピープル」の先月号の表紙を飾ったモノでした。これを編集部から借りてきたそうです。
ホンモノはまだ誰も見ていないし、触ってもいない。マックピープルの編集部ではネットを駆使し画像情報を集め、3Dプリンタ用のデータを作ったということです。普通ならこのような物を作ろうとすると1千万円単位の費用がかかるということですが、今回の場合は3Dプリンタを使うということでデータの作成と造形までがナント1割の100万円位しかかかっていないのではないかということです!
本体だけではなく、なかの基盤も作ってあります!
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3Dプリンタとは?
樹脂や石膏、特殊インクなどの材料を薄い板状にプリントし、それを積み上げることで立体物を作る機械。
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プリントの方式は大きく分けて3パターン。
方式と精度は価格に大きく正比例しています!
今回披露していただいたプリンター。
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現在の3Dプリンタは、デジタルカメラに置き換えるとまだ黎明期のような時期に当たるという。安価なプリンターはけっこう面倒な機械。かなり失敗をする。機械の水平に気を使う。メンテナンスはプリンタヘッドをはずして行わなければならない。そのため、ソフトのドライバとハードのドライバ(ねじ回し)が付属しているという笑える現実があるそうです。
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この3Dプリンタ、個人での出力需要ってあるのかはとても疑問に思います。
安価なプリンタを所有しても、そこから出力される立体物の精度は良くないし、出力物の使い道がよく見えないのです。
そういう状況の中、「3Dプリンタの出力サービス」がこれからは増えてくるでしょう。
「DMM.com」が強力に展開し始めています。TVCMも多く出ていますね。
http://make.dmm.com/
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我々はこの出力サービス用に3Dデータを作る方に目を向けた方が仕事になると思われます。今後はカラーで出力するようになるでしょうからカラーマネージメントは必須アイテムになるでしょう。と柴田氏は言っています。
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3Dデータ作成ソフト「AUTODESK 123D Catch」
               http://www.123Dapp.com/catch
このソフト、iPhonで人物を撮影しその胸像などの立体物を作る3Dデータを作成するモノ。なんとフリーソフトです!
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柴田運営委員のこのセッション、大変理解し易い、すばらしいものでした。
塾長曰く「さすがに元メーカーの広報の説明!ただのライターとは違う!」
最近の塾長としては珍しく最前列に陣取っている姿が印象的でした。
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レポート 写真/本部運営委員 柳川 勤



第1部 


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ペンタックスさんはAPS-Cの最高峰としてK3を満を持して発表です。いつも塾生として参加してくださっている坪田様からのご紹介でした。元々、このようなデモンストレーションをする方ではないのでとても緊張されていたようです。

コンセプトは「最強のフィールドカメラ」です。マイナス10°でも問題なく,テストではマイナス20°になっても基本性能は発揮していたようです。画像エンジンの強化、1600万画素から2400万画素への進化ま、このあたりは順当な進化です。

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一寸驚いたのがローパスフィルターを廃したが、センサーを2マイクロメートルほどぶらすことで「ローパス効果」を出せるようにしているそうです。これは特にペンタックスさん独自の機能で「センサーを揺らす」機能のおかげ。これまでもカメラ側で水平を取るとか,天体を追随するなどの機能を提供してきました。本来なら静止させて画像をくっきりはっきり撮る物でしたが、それを逆に2マイクロメートル程度(これは予想です)程度ぶらすことでローパスフィルターと同じような効果を与えることができる物です。おもしろいのがローパス効果を2段階(ゼロを入れると3段階)にコントロールできることです。結構気合いが入った新機能だと思います。


-3EVでもピントを合わせることができるようなフォーカス精度。センサーも27個で、しかもクロス線センサーが25個です。そしてマルチパターンホワイトバランスでエリアごとにホワイトバランスを取る機能などが追加されています。もちろんRAWでも可能だそうです。高速連写もRAWで23コマ可能。結構凄いです。例によってシーリングも92カ所。ファインダーは視野率100%バイリツ.95倍、明るさはコートを替えて15%アップです。また、専用カードを使ってスマートフォンとの連携もやっと可能になったそうです。そのこともあり、カードスロットもダブルになっているそうです。動画用のスタートスイッチも追加されました。

また、だいるのロックもフリーとロックの両方を任意に設定できる,背面液晶の拡大時に100%表示が出るなど,とてもユーザーインターフェイスが良くできています。

第2部 Panasonicの「GM」というカメラ 

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さて、今回はFZ200/DH3/GX7と私を虜にしてきたPanasonicさんから「GM」という新製品です。これ、ネタはGX7。わざわざ大阪から井上様が駆けつけてくださいました。

元々「マクロフォーザーズ」というシステムはAPSCよりもやや小さくすることで効率を上げ、「小さなセンサーで見事な絵ができるんだからこれで良いじゃん」というコンセプトだったにもかかわらず,「レンズは小さくなたけど、ボディがでかいじゃん」という評価を受けて、GX7とほとんど同じ写真性能を持ちながら体積を半分近く…ほとんど「いわゆるコンシューマー機」のサイズに落とし込んだものでした。余りに小さいのでびっくりしましたが、やはり、それなりに切り捨てた物は結構あるようです。でもこの割り切りは大好きです。商品写真も撮れるミラーレスではなく,完璧に外界とのインターフェイスを制限したおかげで,ここまでの小ささを実現できたのです。こういう割り切りは個人的には大好きです。パナさんとしても結構戦略的な機種らしいです。

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Panasonicさんとしてのターゲットは別として私的にはかなりヒットするカメラでした。すでに使っているGX7と同等の写真性能を持ち、びっくりするくらい小さいカメラです。AF性能は凄いです。ミラーレスの利点を生かしたほんとにスリムなボディ。切り捨てた部分は是非普段持ち歩きたいのですが、シャッターは驚くほどコンパクトになっています。先膜を電子で,後膜を機械シャッターで追いかける形式です.これだけで1/4ほどまで小さくしていました。これ、凄いです。ただ、電子先膜のため、スロボとのシンクロスピードが1/60と制限されている。また、逆に高速シャッターは電子シャッターなのでフリッカーの影響を受けやすくなる。このあたりは「わかって使う」必要がありそうです。


また、フラッシュを高く上げるために結構おもしろい構造…エレベーター構造を採用し,ものすごく高く上げています。

DSC00490.JPGマウントボックスまで見せていただけました.これも驚くほど小さくなっており、ボディに直付けになっているのだそうな、実際ほんとに小さいのです。さらに回路もレンズを囲むように作られています。動画の機能を上げると熱の問題が出てくるため、GX7ではこれは見送られたそうです…うーん。
シャッターで80%、基盤で30%の縮小を実現したそうな。メーカーさんの努力って凄いよね!

専用レンズも電動ズームを廃して小型化を狙ったそうです。マニュアルフォーカスリングさえ!あたしはこのお話をお伺いして「このレンズは要らない」と思ってしまいました。そう、動画性能を求めるあたしには一寸違う。でもいつも持ち歩く「写真を撮るカメラ」であるなら「うん」というカメラなんでしょうね!

私はマイクロフォーザーズのラインナップには大いに期待しているのですが…「コンパクト」を実現するために様ざまな「切り捨て」を行ったことは高く評価したいと思います。個人的にはフラッシュをなくしてファインダーをつけて欲しいんですけどね…。また欲しいカメラが出てきちゃいました。

山田氏からの新製品紹介は、FUJIFILM X-E2へと続く。
ハイブリッドEVF(有機EL電子ビューファインダー)搭載されたカメラ。
X-Trans™CMOS II & EXR Processor IIが大きな特徴。
ローパスレスでも、モワレのでない配列のセンサーと点像復元技術もあいまってか、得られる画像がいい。
23mm 1.4のレンズがけっこう凄い
思ったよりもカメラが軽い、等々その辺りから話はスタートした。
解放での立体感、(画像の滑らかさからくるのか?)等倍表示が、等倍に見えないということでかなり自然な画像が得られるそうだ。ボケも自然で心地いい。
サンプル画像の多くは解放での撮影だが、APSというセンサーサイズも相まって、被写界深度も浅すぎないバランス。
点像復元で、絞っても解像感を維持できる
遠景では、F2でも問題がないくらいちゃんと画面全体がシャープにうつる。
ISO感度も12800までは色味も変わらず鑑賞に堪える画質。
WiFiがついていて、使用時にはバッテリーの消耗は激しいが、使う側としてはかなり便利な模様。
日常的に使えるF1.4レンズ。
センサーの性能的に現行のAPSからの展開が楽しみ。
写真館が求めるものに応えられる富士のアドバンテージはいくつもあり、今回のセンサーの性能と画質の自然さを考えると、「大きめのフォーマット」への期待が高まる。

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次に山田氏とSONYの永井敏雄氏からα7R α7の紹介。
同じ型番でもRの有る無しで仕様に大きく差がつけてある。
見かけはほとんど同じフルサイズセンサー搭載のEミラーレス一眼。
α7Rはローパスレス3600万画素、α7は2400万画素のセンサーを搭載している。
紹介されたギャップレスオンチップレンズ、その驚く構造はセンサーのそれぞれのレンズの位置を画素毎に変更している(レンズを通した光軸の方向に少しずつズラしてある)、というあり得ない技術。フルサイズのミラーレスを実現するための技術と執念の凄さを感じる。
BIONZ Xという画像処理エンジンが回折現象の低減、デティールリプロダクションという技術で解像力のアップ、そしてコントラストAFのアルゴリズムを改善し高速化。人の顔の瞳にAFを合わせていくという技術も。地味かも知れないけれど、実際に写真を撮ると大きく差のでるところに技術を集約している気がする。
動画機能に触れたとたん、永井氏がすみません・・・と。え?
WiFi対応もあり、4Kディスプレイへの静止画の「最適化された出力」が可能。
Eマウントなので、APS用のレンズも装着可能。使用に関してはケラレが発生するが、オートでAPSとしての使用が可能、なのだが、オフにもできると言う。(画面上でケラレを確認できる)
家電メーカとしての型名とブランド名のあり方の違いなどの話も面白かった。
ちなみにプレビューされた資料には「秘」という文字も・・
(永井氏は大丈夫なものをもってきている、という話をされていたが・・)

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DSC-RX10 24-200 もなかなかすごくて全域F2.8のカールツァイスバリオゾナーレンズ。
有機EL搭載の2020万画素
このカメラは24−70 F2.8と70−200 F2.8のレンズ二本を一体型にした大型?コンパクトカメラと言えるものかも知れない。
QX100/QX10というスマフォに装着するレンズ型のカメラをはじめいくつものカメラが紹介された。
そして、2014年4月1日(予定)に、はじまるプロサポート(ソニーイメージングプロサポート)。

総評としてのα7R、35mm2.8にいたっては解像力から考えても他社製のカメラを比較してもかなり高いレベルになっているらしい。
通常のEレンズを装着しても、かなりいい線で使えるカメラのよう。
画角的にけられた画像をサンプルにしながらも、周辺までしっかり解像していることが見てとれる。
時間との戦いの中で足早に画像を説明してくれるのだが、山田氏の評価を聞いていると、正直、このカメラが欲しくなる。
来月はRX10の評価がありそうな気配で、それも楽しみだ。

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 担当 山田 久美夫氏 永井 敏雄氏

 写真/本部運営委員 本田 繁次 :レポート/会友 坂野 則幸

 

今月の一枚

私はこの日マシンが壊れてしまい,サブに購入したMac Mini+いい加減なディスプレイ、そしてキーボードを持ち込んでいました。うーんMac Miniの底力は凄いんだけど持ち歩く物ではないね。

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